2018-05-22 第196回国会 参議院 内閣委員会、文教科学委員会連合審査会 第1号
私の地元、東北大学におきましては、金属研究や通信研究などはこれ世界でもトップクラスです。私は、こういった地方の大学の研究というものもしっかりと特色あるものにしていけば、おのずから、東京二十三区内の大学ではなく、この大学はもう世界トップクラスのそういった研究をやっているからそこに行こうというような学生も出てくるというふうに思っています。
私の地元、東北大学におきましては、金属研究や通信研究などはこれ世界でもトップクラスです。私は、こういった地方の大学の研究というものもしっかりと特色あるものにしていけば、おのずから、東京二十三区内の大学ではなく、この大学はもう世界トップクラスのそういった研究をやっているからそこに行こうというような学生も出てくるというふうに思っています。
もちろん先生の言われたとおりですが、金属研究所の職員が金属研究をやらぬで原子力研究をやるとかいうことは——一定のワクの中で研究が十分尊重されればいいことでありますから、先生方がいつも研究の自由、研究の自由と言われますが、もしそれがはなはだしく阻害されておるようなことがありますれば、どうぞひとつおっしゃっていただきたいのです。
私が一番おそれておりますのは、結局は先ほども、今度の金属研究につきましても、航空研究所もそうでありますが、あの予算を、あるものは初年度でございますけれども、一億で押えられたということあたりを見ますと、誰がこれを一億に押えるその権限をもって押えられたのか、この辺のところが私ども民間人にはよくわからぬのでず。民間でありますれば、必要であれば予算なんかほとんど超越しまして重点的にやり得るのですね。
をなぜここに重点的に持ってきたかということは、もう苫米地先生に申し上げるまでもなく、日本はまだその金属の材料の検定の根本をなす結晶の状態すら判明しておらないので、どうしてもこの際あらゆる科学技術の根底をなす根本的な問題を解決するには、まず第一に金属そのものの実体を把握していくということが一審国民経済に寄与するところが大きいのじゃないかという観点から、金属という文字を持って参りましたのですが、将来はこの金属研究